2019年12月04日

聖者の涙

聖者の涙を動画にしてYoutubeに上げました。

原文をオニドで見る(「かな」がふってあります)

この歌はこれまで何度もとりあげています。
今日その歌を聞いたら、何年前かに聞いたときより、ますます世相がこのようになってきているのを感じました。

八岐大蛇や醜狐     曲鬼探女の蔓れる
暗黒無道の世の中は   仁義道徳影も無く
常世の闇の如く也    人の心は日に荒び
世道は月に頽廃し    親子疎んじ睨み合ひ
朋友信を忘却し     各自に悪罵嘲笑し
上下は常に反目し    意志の疎隔は恐ろしく
紛擾絶ゆる暇も無く   資本家労働者相対し
農商工は振起せず    不景気風は吹き捲り
官民互に卑みて     政令全く行へず
国家社会は刻々に    危機に瀕しつ諸々の
譎詐の曲業時を得て   暴戻盛に行はる
乱れ切つたる娑婆世界  挽回すべき由も無し
医学衛生完備して    悪疫益々蔓延し
交通機関は完備して   有無通ずるの途もなし
国家の富力増進し    而して饑餓は人々の
頭に刻々迫り来る    法警成るに従ひて
殺傷頻りに行はれ    生産倍々夥多にして
物価は時々に凋落し   国庫漸く窮乏し
兌換借款滔々と     経済界を危くし
国防成るに従ひて    国辱頻りに興るあり
国家の選良は大切な   国議を軽視し侮辱して
喧々囂々市場の如し   国帑を猥に浪費して
国家破産の緒を開く   人の思想は悪化して
噴火山上にある如く   何時爆発も計られず
此をば思ひ彼想ひ    夜も碌々に眠られず
涙は腮辺に滂沱たり   誠の神の現はれて
治め玉はる時はいつ   天地の神も放り坐し
風伯怒りを相発し    颱風屡到来し
雷電ひらめき激怒して  天津御空に鳴り渡る
水神忽ち嚇怒して    水難頻りに続発し
海神怒濤を捲き起し   地上の蒼生を洗ひ去り
大地の神は旱魃を    もたらし地疫を払ひまし
地震の神は地軸をば   時々に動揺し玉ひつ
汚れし家屋を焼倒し   火竜は紅蓮の舌を吐き
地上の汚穢を焼き尽す  軍神怒りて天賊や
地妖を隈無く鏖殺し   清め玉ふぞ畏けれ
神の恵の幸ひて     天来未知の大偉人
現はれ来り天地の    諸の穢を潔斎し
誠の道にかなひしと   神に選まれ了ふせたる
民をば常永に救ひまし  五六七の御代と成るなれば
爰に初めて天国は    地上に芽出度顕現し
無上至楽の世と成らむ  邪神を懲し善神を
救はせ玉ふ御経綸    謂ふも畏き限り也
是ぞ全く皇神の     吾等に賜ひし御遺訓ぞ
あゝ惟神々々      御霊幸はひましませよ

この歌は、霊界物語第39巻の序歌です。
大正十一年十月廿日という日付があります。
1922年10月20日。
この時代、歌に歌われている通りかというと、結構、その通りのようです。

1920年に大正バブルが崩壊して、長期デフレが始まりました。
「生産倍々夥多にして 物価は時々に凋落し 国庫漸く窮乏し」これは、そのことですね。デフレの事は、当時の世相を反映したものでしょう。
また、政治の不安定も、内閣がコロコロ代わり、1913年~1936年(23年で16の内閣)ということですので、政治に関して書いたところも、その時代を反映しているような。
「医学衛生完備して 悪疫益々蔓延」の所は、1919年にスペイン風邪が流行って、日本でも40万人程度が死亡したようです。たぶん、これのことでしょう。
地震は関東大震災、1923年(大正12年)9月1日。これは、歌より後ですので、違いますね。
このように、この歌は、当時の世相を反映したものであると言っていいでしょう。
これを現代で考えると、次のようになるでしょう。

八岐大蛇や醜狐     曲鬼探女の蔓れる
八岐大蛇、醜狐、曲鬼は三大邪神。探女は女の武器を最大限使うスパイ。
八岐大蛇、醜狐はやっぱり、国際金融支配者というところでしょう。
曲鬼というのは、ユダヤの邪鬼。私は、今の朱症さんがそうだと思います。そのグループでは、王様またはプリンス。

親子疎んじ睨み合ひ
最近多い、子供の虐待はこれではないでしょうか。

上下は常に反目し 意志の疎隔は恐ろしく
上は統治する者、下はされる者。霊界物語ではその上下の区別は天から与えられたもののように書いてある(いや、無いか・・・)
今はもう下には反目する力も残されていないのでは。

譎詐の曲業時を得て   暴戻盛に行はる
譎詐(きっさ)の曲業とは、詐欺のことで、オレオレからかなり変わりましたが、その種の詐欺はいっぱいですね。
ぼう‐れい【暴戻】は[名・形動]荒々しく、道理に反する行いをすること。
これも、次から次へと、上の人がやっていることが見つかります。最終的には、「やっていない」ことになるのですが。

国家の富力増進し    而して饑餓は人々の
頭に刻々迫り来る
大正時代から見ると、次の昭和25年までくらいの間が、饑餓に苦しめられた時代でしょう。
これからもそんな時代になるのかな?

国家の選良は大切な   国議を軽視し侮辱して
喧々囂々市場の如し   国帑を猥(みだり)に浪費して
これなど、まさにその通りでは。
こく‐ど【国×帑】は《「帑」は、かねぐらの意》国家の財産。国財。
たぶん、金融緩和ということではないでしょうか。

風伯怒りを相発し    颱風屡到来し
雷電ひらめき激怒して  天津御空に鳴り渡る
水神忽ち嚇怒して    水難頻りに続発し
海神怒濤を捲き起し   地上の蒼生を洗ひ去り
大地の神は旱魃を    もたらし地疫を払ひまし
地震の神は地軸をば   時々に動揺し玉ひつ
汚れし家屋を焼倒し   火竜は紅蓮の舌を吐き
地上の汚穢を焼き尽す
水神忽ち嚇怒しては洪水のことでしょう。海神怒濤を捲き起しは津波。
このようなことは、修祓といい、穢れを清めることになるのでしょう。

このあたり、最近NHKなどでも気候変動として「宣伝」していますね。

軍神怒りて天賊や 地妖を隈無く鏖殺し 清め玉ふぞ畏けれ
この後で起こるクーデター。1932年(昭和7年)5月15日の五一五事件、1936年2月26日の二・二六事件などを言っているとしか思えません。
しかし、これらの事件は「天賊や地妖」を殺し、清めたということでしょうか。ここの王仁三郎の意識は承服できないところではあります。

天来未知の大偉人
現はれ来り天地の    諸の穢を潔斎し
誠の道にかなひしと   神に選まれ了ふせたる
民をば常永に救ひまし  五六七の御代と成るなれば
「天来未知の大偉人」とは王仁三郎のことなのでしょうか?

私は、八岐大蛇、醜狐、曲鬼はそう簡単には倒れないような気がしています。言向け和すのも難しいのでは。言向け和そうとして、逆に取り込まれるのでは。

さて、これから天変地異が起こって、彼らも倒れるのでしょうか・・・
posted by 狭依彦 at 22:25| Comment(0) | 霊界物語第39巻 | 更新情報をチェックする