2006年に私・狭依彦が書いた記事を校正しました。
なかなか、すごいことを考えていたものです。
第7巻 第28章 不思議の窟は日の出神がアフリカに上陸する話の一部です。
日の出神は常世の国(アメリカ)に行こうとしていたが、風の都合で船がアフリカに着いてしまいました。
上陸した場所はアフリカの熊襲(くまそ)の国。それから山奥に入ったところで天然の洞窟群を見つけます。そこでは、三五教の小島別が「髪の毛の赤い、顔の炭ほど黒い、やや赤銅色を帯びた」男達と口論していました。男達は「ここは、常世神王の領分で三五教の宣伝歌を歌うな」と言います。
男達は小島別のことを「天から降ってきた神さまの化物かも知れない」と言っています。
そこに、「奥深き洞窟の中より、茫然として白き怪しき影が、蚊帳を透かしてみるがごとくぼんやりと現れ、不思議な声で、『ここは常世神王の隠れ場所と造られた、一大秘密の天仙郷、この八つの巌窟は、八頭八尾の大蛇の隠れ場所である。自分は八岐の大蛇の大棟梁、蛇々雲彦(じゃじゃくもひこ)である』と名乗り、小島別の過去の行状をあばき、責め立てます。
ここで、白き影は自分を「オニ神」と言う。このオニは「鬼」の一番上の点をとった字です。
小島別は自分の行状を責められ、実はこの神は尊い神であると思います。
そして、「あなたはウ丶丶丶ウシト丶丶丶トラ」とつぶやきます。
この場所に、日の出神と一緒に来ていた祝姫(はふりひめ)は「この場所は天の岩戸ではないか?この神は国治立の神の命の分魂、建日の別の大神は、天の岩戸を開かむと、導きたまふ親心」と歌い、この神が建日別神であることを示唆します。
日の出神は「ここは尊き神様の御隠家、建日別とは仮りの御神名、やがて御本名を名乗り玉ふ時も来たるべし。貴下は此処へ永らく鎮まりて、この巌窟の前に宮を建て、純世姫命の御魂を祭り、熊襲の国の人民を守つて下さい、吾々はこの山を越えて肥の国に行かねばなりませぬから」と言い、小島別が建日別と名乗り、この巌窟を永遠に守護することとなりました。
これ、追放された国治立の神がここに隠れていたのですよね?
ところで、この場所は、現在のジンバブエの場所ではないかと狭依彦は思っています。
アヌンナキの金鉱山があった場所。確か、エンキがここにいたことになっていたと思います。
国治立の神=エンキ、あり得たらすごいですね。
また、面白い話もあります。
2006年12月05日
7万年前の蛇儀式
世界最古の儀式が発見された:7万年前のヘビを崇拝する儀式
ボツワナで新たに発見された考古学的遺物によって、我々のアフリカの先祖は7万年前に儀式を行っていたことが分かった。これは、ヨーロッパで最古とされているよりも3万年も古いものである。この衝撃的な発見によって、アフリカが新人のゆりかごであったという説が強化された……
……彼らの創造神話によると、人類はpython(【名-1】大蛇、ニシキヘビ 【名-2】〈俗〉ペニス 【@】パイソン)の子孫であり、丘の周りにあった古代の不毛な川床は、大蛇が水を求めて丘を取り巻いたことから作られたという。
この写真がどこから来たのか分かりませんが、アフリカで撮られたものなら、アフリカにも八岐大蛇がいたことを示唆しているのでしょう。
国治立の神=エンキ=八岐大蛇とは言う気はありません。
【関連する記事】