2019年11月11日

霊主体従巳 一霊四魂 罔象神

人間なるもの地上に星のごとく生れ出で、増加するによつて、自然に自己保護上体主霊従の悪風日に月に吹き荒み、山を独占する神現はれ、一小区劃を独占するものも出で来り、野も海も川も、大にしては国、洲などを独占せむとする神人や人間が現はれたのである。
山を多く占領する神を大山杙の神と云ひ、また小区劃を独占する神を小山杙の神と云ふ。また原野田圃の大区劃を独占する人間を野槌の神と云ふ。小区域を独占する人間を茅野姫の神と云ふ。山杙の神や野槌の神や茅野姫の神は各処に現はれて互に争奪を試み、勢強きものは大をなし、力弱きものは遂に生存の自由さへ得られなくなつて来たのである
人間の心はますます荒み、いかにして自己の生活を安全にせむかと日夜色食の道にのみ孜々として身心を労し、遂には他を滅しその目的を達せむために人工をもつて天の磐船を造り、或は鳥船を造り敵を斃すために、各地の銅鉄の山を穿ちて種々の武器を製造し、働かずして物資を得むがために又もや山を掘り、金銀を掘り出して之を宝となし、物質との交換に便じ、或は火を利用して敵の山野家屋を焼き、暗夜の危険を恐れて燈火を点じ、種々の攻防の利器を製造して互に雌雄を争ふやうになつて来た。而て衣食住はますます贅沢に流れ、神典にいはゆる大宜津姫命の贅沢極まる社会を現出し、貧富の懸隔最も甚だしく、社会は実に修羅の現状を呈出するに至りたり。

この場面は、大洪水後の世界のことを言っています。
霊界物語では、大洪水前は「人間」はおらず、「神人」がいたのですが、ここで「人間」が登場します。

働かずして物資を得むがために又もや山を掘り、金銀を掘り出して之を宝となし、物質との交換に便じ

この表現、金銀の本質を言い表していると思います。

しかし、「勢強きものは大をなし、力弱きものは遂に生存の自由さへ得られなくなつて来たのである」の所、30年以上霊界物語を読んでいて、この部分も何回も読んでいると思うのだけれど、今の時代、昔に比べて、その度合いが増していますね・・・・
posted by 狭依彦 at 21:18| Comment(0) | 霊界物語第06巻 | 更新情報をチェックする
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